広告表示

ページガジェット

缶コーヒー / 当りか外れか / 人ではない声

  ・缶コーヒー

僕は夏で寝る時にはエアコンは使わない。扇風機を使う。でも扇風機の風にあたりっぱなしになるとすぐに体調を崩してしまうので、基本タイマーで1時間程度で切れるように設定している。

だから寝起きはとても暑い。今日はなんか冷たい缶コーヒーが飲みたくなる。目が覚めるような苦めでありつつも、ミルクも砂糖も入ったものを。

家の中のことを考えるとある程度の暑さを覚悟していたのだが、そういう時に限って意外にも外は思ったほど暑くなかったりする。

そんな時は一気に寝起きの不快感が消滅するような心地良さを感じさせる。自動販売機に小銭を入れコーヒーを買って家に帰るのだ。

そして気付いた。ブラック買ってしまっていることを。

寝起きで目を覚まさせるためにちょっと苦めのコーヒーを買うつもりだったのに、ブラック買ってしまっていた。まだ頭の中は起ききれてなかった。

無理やりに色々と良い感じにしたがる癖がある。さすがにブラックのコーヒーは飲む気がしないから、また買いに行くかどうか悩まされてしまう。

もう一度、缶コーヒーを買いに行こうか?また買いに行って別のメーカーのブラックコーヒーなんか買ってしまったら、家に帰ってふて寝してしまうかも。

そんな夏を待ち焦がれている冬の今日。

  ・当りか外れか

ラーメン屋で、つまようじを一本引っ張りだしたら真ん中辺りの一部分が焦げ痕のように黒く変色していた。

どうやら無数にあるつまようじの中で、僕が取ったものだけが痛んでいたようだ。

そのつまようじは、少し圧力をかけるとすぐに真っ二つに折れた。

ハズレなしのクジでハズレを引いてしまったような気分だった。

または当たりなしのクジで一人だけ当たってしまい周囲の注目を浴びて後悔しているような状態だ。

こんな夜は家に帰り部屋を掃除する。すると新鮮な気持ちで明日に向えるのだ。

  ・人ではない声

街を歩いていると、人間ではないものの声がよく聞こえて来る。

このように書いてしまうと、今から自分の出生の秘密と幼き頃に天狗より授かった不思議な能力について語りたくなるのだが、そんな能力は残念ながら持っていない。

人間ではないものの声とは音声ガイドのことである。街を歩いていると、ATMや自動販売機など至る所から声が聞こえて来る。

先日、駅でトイレを探していると、『滝の御トイレです』という声が聞こえて来た。

どんなトイレだろう。滝のように水が流れるのか?自然の滝に放尿するのだろうか?

いずれにせよ面倒臭そうだ。

いっそのこと我慢しようかとも思ったが、一応トイレの様子を見てみようと思い近付いて行くと、『滝の御トイレ』では無く、『多機能トイレ』だった。

わだかまりが消え若干の気持ち良さを感じ、このことを誰かに伝えたいと強い衝動を感じた。

喫茶店の窓の外

映画を見にいった時のこと。

チケットを購入し時間を確認すると、上映まで時間があるので映画館側の喫茶店にコーヒーを飲みにいった。

その日は日曜日だからか店内は混んでいた。二人の人に順番を抜かされてようやく席に座れた。

窓際の席だった。結果的に順番を抜かされて良かったと思った。

窓からは色々な風景が見える。お店の人にアイスコーヒーを注文して、カバンから取り出した文庫本を読んで時間を潰そうかと思っていたけれど、窓の外の風景に気を取られてしばらく眺めていた。

停車している空車タクシーの窓を何度もノックしているが気付かれないおじさん。運転手は眠っているのだろうか。周囲にはタクシーらしき車も見当たらないので、ノックおじさんは諦めずにノックを続けていた。

チェーンに繋いだ自分の財布を蹴りながら走る少年。僕は思わず「あっ」と声を出してしまった。少年はカードのようなものをまき散らしながら走っていたのだ。しかし少年はその事態に気付いていない。

すると、偶然通り掛かった老婆がそれを拾い、少年に渡そうと追いかける。だけど老婆と少年では走る早さは違い過ぎていた。二人の距離は開くばかりだ。

そんな彼等の行動に注目していると、そのまま少年は角を曲がり僕の視界から消え、やがて老婆も僕の視界から消えた。

老婆が少年にカードを渡せるのは何年後だろうか。出来ることなら、その時は僕もその場に居合わせたいと思った。

チラシを持っているが誰にも配らない女性もいる。不思議な光景だけど、まぁたまたま配っないだけんかなって思っていたけど、子供から大人まであらゆる世代の男女が彼女の前を通り過ぎて行ったが彼女は誰にもチラシを配っていなかった。この世のものではない何かに配るチラシなのだろうか?

帰る時、僕も彼女の前を通らなければならない。誰にもチラシを配っていないのに、僕が通り過ぎた時にはチラシを配られたらどうしよう。僕はこの世のものなのに。いや、見た目の怪しさからこの世のものとは思われる可能性もあるけれど。

外の景色を眺めながらそんなことを考えていた。

アイスコーヒーの氷も溶けてるし、恐らく二口目までは美味しくないだろうな。

けれど結局全部アイスコーヒーを飲んで、レジでポイントカードを出したのだが店員さんは全く気がつかず、僕のポイントカードは寂しそうに、しばらく机の上にあった。

恥ずかしくなったのでバレないよう、こっそりとポイントカードを財布にしまい、何もなかったように店を出た。

食堂のデザートメニュー

よく行く、安い食事処にて腹を満し食後に水を飲んでいたら、壁に貼られたデザートのメニューが気にかかった。

どうやら身体があっさりとしたものを欲しているようだったので、何か一つ注文しようと決めたのだが、『柚子シャーベット』や、『ブルーベリーなんちゃら』に交ざって、『フランボワーズソースアイスクリーム』なるものがあった。

『フランボワーズソース』とは一体何だろう?と思い、恥を忍んで若い男性店員に聞いてみた。

僕は出来るだけ偉そうに成らぬよう、また、悪ふざけで聞いていると誤解を受けぬよう、言葉と声のトーンに気を配り、『すみません、このフランボワーズソースとは、あの〜、どのようなソースでしょうか?』とたずねた。

すると、男性店員は明らかに周章狼狽し、『少々お待ち下さい』と全て言い終らぬ内に、厨房の奥へと消えて行った。

気のせいだろうか?店内が一気に恐ろしいほどまでの静寂に包まれたような気がする。

偶然訪れた村で禁句とされている、王の名を口にしてしまい村人達に家の門を次々と閉ざされ、闇の中で一人取り残された男の不安と同様の心持ちで、僕はコップに残った水を取り敢えず飲んだ。

しばらくすると、先程の男性店員が戻り、僕の席の横に立った。

そして男性店員は、『こちらがフランボワーズソースです』と言って、よくマヨネーズやケチャップが入っているようなプラスチックの容器を僕に見せた。

何ということだ。ソースそのものを見せられても僕は何も理解することが出来ない。

『あ〜これかぁ、これなら安心だ。じゃあ、これで』とは成らないのである。

確かに、その容器には何語であるか判然としないアルファベットで、恐らく『フランボワーズソース』と読むべき文字が並んでいた。

しかし、せめて原材料を見せて戴きたかった。そうすれば、『フランボワーズ』の主な成分が何であるのか掴むことが出来ただろう。

僕は、『グッ』という声を無理やり飲み込み、『あ〜なるほど』と応えると、男性店員は再びスタスタと厨房の方へと戻って行った。

結局僕はデザートを食べず、表に出て自動販売機で幾度となく飲んだ経験がある缶コーヒーを買い、『これこれ』と思いつつ帰った。

神秘的な月

この前の夜中、たまたま外に出た時に空を見ると、とても驚くほどに大きな月が出ていた。

角度的に正面から上斜め20度程度といったとても低い位置にある時点でとても珍しいと思ったりもしましたが、三日月をしたそれは光の反射が弱いからかとても濃い橙色をしていたのだけど、

大きさが普段の月のものより4、5まわり大きいんじゃないかと思うほどに巨大なものでした。

もしあれが満月だったとしたら、あまりの大きさと色の濃さに冥府の扉が開いて世界が終焉を迎えるんじゃないか?なんて中ニ病的な想像をしてみたり。

でも三日月の方がなんだか神秘的でよかったなぁ、なんて思ったりもしていた。

そういえば『◯◯年に一度』といったようなレアな月の現象がとても多い。

その中でも一番の有名どころといえば『皆既日食』だろうか。日本本土で完全に太陽と月が重なる現象にまではいかないまでも、皆既日食の発生がとても多く起きていたんじゃないだろうか。

しかし皆既日食が発生する日のほとんどが曇り空のような気がする。皆既日食を見るために直接太陽を見ない様にするための日食グラスを購入して準備している人も多いのに曇り空で太陽が見えないなんてちょっと可哀想だ。

特に皆既日食が見れる場所として離れ島へ前日から行ってテントで一泊し、翌日絶好の場所で皆既日食を見ようとする人達が沢山いたりするのに、当日は曇り空で見れなかった、といった報道番組をみたら人ごとながらいたたまれなくなったりする。

その次に『スーパームーン』もよく聞くような気がする。月が地球に一番近づく位置にきて、満月もしくは新月となったときに月が最も大きく見える現象といったものだっただろうか。

他にも『ブラッドムーン』なるものもあった。なんでも月が太陽から受ける光の波長が普段よりも長いことによって赤く見えるんだとか。

それにしても『ブラッドムーン』というネーミング、中ニ病を煩った人の右手が疼きだしそうな名前だ。

月が赤く見える現象とはいってもそれは望遠鏡で見ればはっきりわかるものの、普通に肉眼で見ている分は橙色程度でしか見えなくて、それくらいの色合いならば日頃でも頻繁に見ることがあるので『ブラッドムーン』が見れる日だといってもそんなに特別な印象を受けにくいのだろうけど。

クレーンゲーム

ゲームセンターのクレーンゲームの景品でキャラクターのぬいぐるみやフィギュアといったものが魅力的に感じ過ぎてついついプレイしてしまう。

あれってキャラクターグッズとしての魅力の高さもさることながら、クレーンゲームでしか手に入らないという限定感が上乗せされているからかもしれない。

昔のクレーンゲームの景品、特にぬいぐるみの類ってゲームのケースの中に乱雑に置かれていて、それも大量に置かれているので山の様になっている、もはや置いてるのではなく積んでいるような状態のものをクレーンのアームで取るといったものだった。

だけど今では、目当てのぬいぐるみはアームの届かないケースの奥にいわば見本として置かれていて、実際にアームで掴むものはただの箱やらボールやらに。その箱やらを本来景品を入れる穴に落とせば、ケース奥に置いてある見本のぬいぐるみを貰えるといったシステムになっていたりする。

でもそれって何の意味があるの?と思ってしまいそうになるけど、もし景品がフィギュアだった場合、アームで持ち上げたフィギュアケースを景品排出口に落とした時、

アームはわざわざ景品排出口の中まで降ろしてくれず、頭上高くまで上がったアームの位置から景品排出口めがけてフィギュアケースを離し、そして実際に塀品を取り出す場所は足下にあるため頭上から足下までフィギュアケースが落とされるという荒い受け渡し方法が行われ、

結構な高さから落とすものだからケースの箱が潰れたりといった事象が起きやすく、ケースも痛みがちになりそうだ。

その点、アームで掴むものが単なる箱やボールといった景品でないものならば、ボールを景品排出口を落とせば後から店員さんから直接景品を受け取れるためフィギュアケースを痛めずにすむので逆に大助かりなんじゃないかと。

利点はフィギュアだけではなくぬいぐるみにも。ぬいぐるみを直接アームで掴むとき、目当てのぬいぐるみが目の前にあるのに、ぬいぐるみの山の中に埋まっている絶対に取れない状況の為に、残念な思いをすることが何度もありがち。

しかしこの景品以外の物をアームを掴んで落とす方式なら、あとで展示されている見本のぬいぐるみの中から好きな物を選ぶことができる。

そう思うと昔に比べてクレーンゲームのハードルが随分下がったなぁ。

逆にいうとハードルが下がった分だけプレイする回数が増えるというわけで、でも取りやすさは昔とさほど変わっていないので沢山お金を投入してしまいがちに陥ってしまいがちなんだけど。

日本3大祭

以前、日本3大祭のひとつが開催されたものをテレビで見た時のこと。

この祭が開催される時には毎年特別番組が放送されるのだけれども、その番組内で上空からの現地中継の映像を見たら毎年人でごったがえしている。

ただでさえ日本3大祭のひとつだというだけでも人々の関心が多く人が集まりやすい状況なのに、都心で開催されるお祭りという行きやすさも合わさってか、毎年このお祭りの人の多さは大変なことになっている。

中継の映像が川に掛かる橋を映すと、橋の上の人の密集具合が凄いことになっているのも毎年の事だ。

このお祭りは花火も打ち上げられるので、そこは花火を見るには良いスポットなのだ。

そして中継映像はまた別の橋を映すと、先程の橋とは違い4、5車線程度ある車道と先程の橋の倍近くある広い歩道のある、とても大きな橋なのですが何故か人がたまっていない。みんな立ち止まることなく橋を渡っていっている。

そこからも花火はよく見れる場所なのに?と不思議に思っていたら、ちらほらと立ち止まっている人影が見受けられ、それぞれに何やら赤いものが。

映像をよく見てみると、その人影は警備の人っぽいようだった。

どうやら通行人が立ち止まらないように誘導しているようで、だから誰も立ち止まっていないんだなと納得。

ちなみにその橋を渡る通行人の数がお祭りで賑わう人の数に比べて随分少ない状態なのだが、それはその橋の入り口付近ではお祭り開催時には通行規制が行われているので。

このお祭りに行った時、この橋を渡ろうと思ってもなかなか渡ることができずに引き返していたのですが、その橋の上でも交通整備が行われていたことを初めて知った。

それにしても、このお祭りを警備する警察の人は大変だろうな。

日本3大祭ということで人の集まる数がすごいので、人身事故の起きる可能性も飛躍的に上がるだろうから、いつも以上に神経を使って警備をしなくてはいけないこともあるんだけど、

夏の夜のとにかく蒸し暑い中で何時間も警備しなくてはなりませんから。

神社の行事

個人的に季節毎に神社で行われる行事にそこそこ興味があります。

そして住んでいる地域内に小さいながらも神社があって、小さいながらもいくつかの行事が行われます。

例えば、7月だと茅輪神事。

茅の輪をくぐって、無病息災や健康長寿を祈願するといったもの。

そういったことは信じないのですが縁起物だし、イベント事が好きなので来年に開催日が分かれば行ってくぐってきたいと思っていたりする。

神社の季節の行事で一番親しみがあるといえば、初詣だろうか。毎年初詣に行っています。

初詣に行く場所は都心にある有名な神社です。

都心にあるので交通機関は充実してることはもちろんのこと、神社のある最寄り駅からすぐ側といったことも合わさった、とても利便性高い場所にある神社なので、毎年の初詣先はいつもその神社に行っている。

有名な神社に行きたいと思ったらわざわざ時間を掛けて伊勢などまで足を伸ばさなくても近場にも有名な神社があるということは気軽に参拝出来るということなので、本当に幸せだなぁと思う。

だけど都心で交通の便がとても良くて、最寄り駅からすぐ側で、有名な神社とくれば、おのずと人の多さも半端ない状態になるということで。

普段でもそこそこ人が見受けられる程度ですが、三が日にもなると神社の入口から溢れんばかりの参拝者の数で大混雑している。

行くまでは楽なんだけど、行ってからが大変なのが厄介だ。

そんなわけで、大混雑する三が日を避けた平日に初詣にいくようにしています。

三が日にいく習慣の行事ではあるんだけど、三が日に行かなくたって問題があるわけではありません。要は気持ちの問題だ。

しかし三が日を避けた平日は平日でも神社が人で混雑したりする。

それはスーツ姿のサラリーマンが来るからだ。

周囲の会社の仕事始めの参拝で来ているみたいで、幾つものスーツ姿の集団が神社内にいて、そこはそこでとても混雑する。

なので、その混雑も避けるように三が日が終わったあとにすぐ行かないようにしているので、毎年1月末〜2月初めの辺りに初詣に行くようにしている。

そして新年に入ってからそこそこ日にちが経ってから初詣に行くので、行くのを先延ばしにしたり行くのを忘れたりとうかうかしていたら3月に初詣に行くことに。

もう初詣っていう気分ではなくなってしまっている。

真田紐

だいぶ前のことなんだけど、テレビを見ていたら、とある番組で紹介されていた『真田紐』なるものに大変興味を持ったことがあった。

『真田紐』っていうのはその名前の通り、真田父子が関ヶ原の戦い後に蟄居していた土地で作製した紐。

なんでもその紐を商人を通して町で売ることで得た収入で生計を立てるのが目的で作製されたんだとか。

注目すべきは紐のその強度で「真田の作った強い紐」というふれこみがあったぐらいに強くて切れにくく、さらに伸びにくいということもあって重い荷物を天井から吊るしたり、物を運搬する際に荷物をしっかり結んで固定出来るといったように、

商売人や庶民問わずにとても重宝された紐なんだそうだ。

それもとてもすごいものだけど、特に興味を惹かれたのは紐の柄でした。

紐といっても従来の用途で指す組む紐と違ってこの真田紐は織る紐、すなわち織物だということに。

そのため、織物特有の魅力的な柄を生んで仕上げられているそうだ。

紐なので普通の織物製品とは違い柄は簡素なものですし昔の柄なので古めかしさもある柄なんですが、それでもその柄は魅力的に感じさせられました。

特にその柄は真田ではお馴染みの六文銭を印象させられる柄でもあるとも聞いて更に魅力が増した。

この真田紐の柄の魅力、日本人のみならず外国人でも魅力に惹き付けられた方も番組内で紹介させられ、その方が真田紐の柄を生かして自分流にアレンジしたものを紹介していたのだけど、

それがまた赤と紺でまとめられたシンプルでもとても魅力的なものだった。

通販などで販売されていたら絶対購入してしまうほどに魅力的なものだった。

そして真田紐は本来の物を固定するための道具の世界から別の世界へと広がっていることにも驚いた。

その世界とは、ロードレース。いわゆる競輪競技です。

どこでその真田紐を活用するかというと、自転車のハンドルのグリップ部分。

グリップに真田紐を巻き付ければ布製なので滑り止めになるし、様々な柄があるので個性をだせるし、

なにより戦国時代では同じ様に耐久性と滑り止め効果によって刀の柄にも巻き付けていた経緯があるため、グリップが刀的な印象を感じさせられると外国人選手の人気も高いそうなんだとか。

刀からハンドルのグリップ、同じ『握る』道具で『戦い』に挑む・・・ロマンがあり過ぎだな。

お菓子革命

都心の大型ショッピングモールの食品売場には、スーパーなどで販売されていないものが数多くありまが、その中でも異色の食品といえばお菓子類。

普通にスーパーで販売されている一般的な包み菓子を素材等を高級にして高級なお菓子に生まれ変えさせ、百貨店などで出して販売するというもの。

しかもそのもの珍しさと元の商品の人気の高さも相まって、店舗が開店した時期はニュースでも取り上げられるほどまでに、都心の新しいホットスポットにまでなるほどにまでなったのがあった。

なのでそこでしか販売されていないしCMも放送していないにもかかわらず、この地域以外の人にも知られるまでになっていてすごく不思議だった。

ただの物珍しさ、安いお菓子が高級品として取り扱われる話題性のみならず、そこでしか買うことが出来ない限定品商品ということも注目を集めるひとつの要因となったようだ。

やっぱり現地限定品とか期間限定とか数量限定といったように、「限定」というキーワードにはみんな弱いものなんだろうな。限定品効果って凄い。

いわゆる「沢山入っていて、ひと袋200円」程度の庶民的なお菓子なんですが、そこでは7種類の味を1セットにして販売、お値段も368円といったブルジョアプライス。たった7個で。

それなのに話題性が一段落した今でも当然の如く行列が出来る人気ぶりなのだ。夕方のピーク時に買いにいくものなら・・・もう買うのも大変なほどに。

そして最初はそんな高級化させた菓子を販売する企業は、今ではこの企業と同じように近所のスーパーでお馴染みのお菓子を同じ様に独自の店舗をだして数個単位で高価格で販売するのも多くなりました。

よく全国に展開するパンのなかで特定地域しか販売されない種類のパンを、都心にそのパンだけしか扱わない専門店をオープンし、地域限定のパンの全を販売するといったものは前から見受けられましたが、

安いお菓子を品質向上させて高級品にして販売するなんて。まさに企業の発想努力の賜物だ。

なかなか買うのは大変かもしれないけど、どういう店なのかは行ってみないとわからないので、見てみるのも楽しいかも。そのお菓子は通販でも買えますから。

急に暑くなったり

11~12月だというのに気温が急上昇したり。

今後の天気予報も数日続くような雨もないみたいなので、水不足が問題となっていたけど、もうすぐ雨も降るらしいので一安心といったところでしょうか。

だけど急に気温が上がったりすると温度差で体調管理も大変です。

なかなか隊長管理に苦労する日々が続き隊長管理暑対策を始めなければと思っていたら、今度は急激に寒い時期が来るんだとか。

そうなると寝室にはエアコンがないのがとても辛いところです。

エアコンがないので、つけっぱなしによる過剰に電気代を気にすることがないのは助かるのですが、寒い日の夜にはエアコンが欲しくなります。

でもエアコンって消費電力もさることながら、エアコン自体も値段が高いからなかなか買えなかったりするもの。

よくあるテレビショッピングでは販売価格から更に下取りで大幅値下げをするけれど、その下取りしてもらうエアコンが無いんですけど。

寝室にエアコンが設置していないということは、寒い夜中を過ごさなくなってしまいます。

そう考えるとエアコンは買わないならば、何か代用品を買っておいたほうがいいのかなと思ったりします。思ったりするわけですが、なかなか行動に移せられません。

やっぱり代用品も買うとなると出費に繋がるわけだから・・・といった考えが購入に踏み切れられません。

もし大震災が起きた場合のことを想定して事前に非常食等を備蓄しておいたほうが絶対にいいのに、その大震災を体験したことがないために駄目だとわかっていながらも準備をおろそかにする、そんな心理状態に近いものがあります。

そしていざという時に後悔するわけです。分かってはいるんですけどね。でも買えませんよね。思いきれるきっかけがないと。

思わぬ免許更新

引越しした時。住所が変更したといういうことで、銀行など住所登録しているところに住所変更の手続きをする必要があります。

でも住所変更手続きは電話で済ませられるものではないので実際にその店舗に行かなくちゃいけなわけで、そして住所登録する店舗が複数あると全て行かなければならないので結構大変な作業となりました。

それでも絶対にしておかなければならない作業なわけなので、日数は掛かりましたが全ての住所変更手続きを終わらすことができたのですが。

一番肝心な免許の住居更新をすっかり忘れていました。というよりも全くそんな意識もありませんでした。だから気付いた時はすごく焦った記憶があります。

たまたま免許を見た時に住所が引越し前のものだと気付けたのです。免許なんて普段使わないものなので。

住所変更の手続きのために運転試験場まで行く必要ができたのですが、そこは電車で何度も乗り替えていかなければ着けない場所にあるので、自宅の地域の銀行などに行くのとは比較にならないほどにとても大変です。

それでも車があればまだ手間はましなのですが、自動車免許は持っているのですが肝心の車は所有していないペーパードライバーなので、何度も乗り換えが必要な電車で行くしか手段はありません。

行くまでが大変なのもそうなんですが、運転試験場って、なんだかとても近寄りがたい印象があって行くのが気が進まないのがあったりする。

何度もその運転試験場で落ちたトラウマがあるとかそういった嫌な思い出があるわけではないのですが、なんとなく雰囲気がだめな感じで。

そうは行っても行かなければ行けないんですけど。

そういえば昔、運転試験場へ免許更新に行ったんですが、その時に免許ICカード化されました。

紙質のものからプラスチックに変わったものを渡されたときは新鮮なものがありました。

そして初めてといえば免許ICカード化によって免許に住所が印字されなくなったことで、住所の登録状況を確認するため運転試験所内に設置されているIC免許データを確認する端末を触ったこと。

端末の指定の場所で免許を置いて、タッチパネルに暗証番号を入力すれば登録された住所に間違いがないか確認できるというものでした。

ウォークング

都心の駅に行くとよくウォークング姿の人を結構目に付いたりします。

私は普段はウォーキングとかジョギングとかしないんですけど、以前に市が開催したウォーキングイベントに参加したことがあった。

都心から少し離れた地域で駅から少し離れれば自然豊かな光景が広がる中で、指定されたルートに従ってウォーキングするといったものだった。

自然の中で歩くのはとても気持ちが良いものなんですが、自然豊かだということは人影が少ないというか殆どいないということなので、そんな中をウォーキングするのはやっぱり怖いものがあって、なかなかできにくいものです。

しかし今回は市が大々的に打ち出したイベントということで沢山の参加者と一緒にウォーキングすることになるため、普段行けないような自然の中をウォーキングすることができたのは、とても嬉しことでした。

ウォーキングする際には指定されたルートに従って進むわけだけども、ちゃんと参加者ひとりひとりに丁寧にルート内容が記された詳細地図を渡されたので、迷う心配もないようにしてくれたのが助かった。

とはいっても、参加者が多いので道が分からなくなったらウォーキングの格好をした人についていけば問題ないだろうなぁ、って思いながらも。

ウォーキングもただ道を歩くだけばかりでなく、その土地にゆかりある神社に立ち寄るのもルートに入っていたのもよかったと思った。

特に一番よかったのは大学の中を通るといったルートがあったことでした。

学生や関係者しか立ち入ることができない大学に入れることなんてないことなので、大学の敷地もルートのひとつだと知ったときは大喜びしてしまった。

もちろん敷地内に入れるとはいえ通り抜けるだけなので大学内に施設には入ることは出来ないわけなんですが、それでも大学の敷地内ってどういう風になっているのか見ることができたし、本来なら不審者と思われそうな写真撮影も今回はイベント参加者が通るということが分かっていることなので、

警備員の横で建物の写真を撮っても不審がられることもなく、記念になる写真も撮ることができて大満足で、これだけでもウォーキングに来たかいがあったというものです。

市の指定したルートにそってウォーキングするだけのイベントでしたが、普段見掛けない自然の中をウォーキングしたり、その自然の中でお弁当を食べたり、ルート上にある土産物屋さんに立ち寄ったりと、とても充実したイベントだった。

注目の投稿

久しぶりのゲーム三昧

知人が先日ネットを閲覧していたら、偶然興味を持っていたゲームのサブアイテム的なデバイスを手に入れて喜んだという話を聞いた。 羨ましくもありながら、あまり興味のないようなふりをして会話していた。 知人のようなデバイスどころかそれを接続するゲーム機もないけど、やっていな古...