ゲームセンターのクレーンゲームの景品でキャラクターのぬいぐるみやフィギュアといったものが魅力的に感じ過ぎてついついプレイしてしまう。
あれってキャラクターグッズとしての魅力の高さもさることながら、クレーンゲームでしか手に入らないという限定感が上乗せされているからかもしれない。
昔のクレーンゲームの景品、特にぬいぐるみの類ってゲームのケースの中に乱雑に置かれていて、それも大量に置かれているので山の様になっている、もはや置いてるのではなく積んでいるような状態のものをクレーンのアームで取るといったものだった。
だけど今では、目当てのぬいぐるみはアームの届かないケースの奥にいわば見本として置かれていて、実際にアームで掴むものはただの箱やらボールやらに。その箱やらを本来景品を入れる穴に落とせば、ケース奥に置いてある見本のぬいぐるみを貰えるといったシステムになっていたりする。
でもそれって何の意味があるの?と思ってしまいそうになるけど、もし景品がフィギュアだった場合、アームで持ち上げたフィギュアケースを景品排出口に落とした時、
アームはわざわざ景品排出口の中まで降ろしてくれず、頭上高くまで上がったアームの位置から景品排出口めがけてフィギュアケースを離し、そして実際に塀品を取り出す場所は足下にあるため頭上から足下までフィギュアケースが落とされるという荒い受け渡し方法が行われ、
結構な高さから落とすものだからケースの箱が潰れたりといった事象が起きやすく、ケースも痛みがちになりそうだ。
その点、アームで掴むものが単なる箱やボールといった景品でないものならば、ボールを景品排出口を落とせば後から店員さんから直接景品を受け取れるためフィギュアケースを痛めずにすむので逆に大助かりなんじゃないかと。
利点はフィギュアだけではなくぬいぐるみにも。ぬいぐるみを直接アームで掴むとき、目当てのぬいぐるみが目の前にあるのに、ぬいぐるみの山の中に埋まっている絶対に取れない状況の為に、残念な思いをすることが何度もありがち。
しかしこの景品以外の物をアームを掴んで落とす方式なら、あとで展示されている見本のぬいぐるみの中から好きな物を選ぶことができる。
そう思うと昔に比べてクレーンゲームのハードルが随分下がったなぁ。
逆にいうとハードルが下がった分だけプレイする回数が増えるというわけで、でも取りやすさは昔とさほど変わっていないので沢山お金を投入してしまいがちに陥ってしまいがちなんだけど。