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荷物を捨てること

よく一般的に『引越しする時は家の物を捨てるチャンス』だと言われたりするものだ。

いわゆる引越しのための荷造り作業で、押し入れの奥に収納しっ放しで何年間も触ることさえしなかった放置荷物を出すことで、改めて必要か不必要かを判断するタイミングができ、
そして大概は長年放置していた荷物なので不必要と判断して処分する機会になるからである。

あと、引越しという人生の節目の出来事となることで、これまで不必要ではあったもののなんとなくなかなか捨てられなかった荷物を、この際だからと思い切って処分する決断を下せることができるとか、そういった理由から物が減らせるというものだ。

そんなわけで引越しすることとなった私も荷物を減らせたことになったかというと・・・なななか減らすことはできなかった。

世間の言うようなことにはなかなかうまくはいかないものだ。

といってもやっぱり少なからず引越し効果はあって、段ボール何箱分もの荷物の処分とはいかないけど、日常生活をしているなかではなかなかできない量の荷物を処分することができた。

特に主に処分できたものは本系だった。

普段なら『いらなくなった本だからといって捨てるなんてとんでもない、せっかく買い取ってくれる店があるのに勿体ない』なんて思うところなんだけど、

引越し準備中の時だと『まだ置いておけば読むかもしれないけれど・・・この際だから思い切って捨ててしまえ』と、残しておくか処分するかの二択だけの判断になって、売るという選択肢は出てくることはなかった。

あれだけ例え10円であっても売らないのは惜しいだとか考えていたのに・・・引越しというものは怖いものがある。

荷物を処分するといえば、よくバラエティー番組などで部屋の中が荷物で溢れかえる家へ物を処分するプロが赴き、見事なアイディアで物を捨てる決断を促して部屋をスッキリさせるといった特集が放送されたりする。

その番組内で紹介される物を捨てるテクニックがとても役立ちそうなので是非とも参考にしたいところなんだけども、大概の荷物だらけの部屋っていうのは衣類関係。

部屋の床が見えなくなっているくらいに衣類が広がっていて小山になっている状態とか、そういうのばかりだ。

でも私の家で場所を取っている荷物のほとんどが玩具関係。テレビで見る、うんざりするような量の衣類なんて持っていないので全然参考なならず、いつも残念な思いになる。

そういえば捨てられずにいて積み上げられている大量の本やCDやBDを捨てたり片付けたりする、そんな特集も見ないような気がする。それってもはや手の打ち様が無いってことだろうか。

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