引越しした時、すぐにできると思っていたネットができない状況が長く続くことがあった。
引越し前から契約していた会社をそのまま継続使用するので、引越ししたらすぐにネットができると思っていた。でもそうではなかったのだ。その事実を知ったときはとても動揺したものだ。
回線工事って建物の建設と平行して作業が行なわれるものだと思っていたのだが違っていた。なんでも回線工事は建物が完成した後に行なわれるものが普通なんだそうだ。
しかも役所から入居予定の住民への入居許可が出るまで、回線工事を行う会社は建物の中へ立ち入ることさえできないそうで、建物は完全に完成している状態なのに入居者への入居許可が出ていないがために回線工事ができずに、入居者が入居し始めてやっと作業できる段階になるという順序らしい。
そういうことで入居した段階ではまだ建物自体の回線工事は作業中であり、その回線作業も作業完了まで1ヶ月近く掛かり、そこからやっと個別住居ごとに対する回線工事の作業依頼の受付が開始される。
そこから依頼しても順番待ちとなるので回線作業が行なわれるのは数週間後・・・となってしまうわけで、引越しした後から結構日数が経ってからやっとネット環境が整うといった結果に。
それでも私のように娯楽でインターネットを使用しているだけならば、なかなかインターネットが使えない状態であったとしても、早くネットを使いたいとは思う気持ちはあるものの不便さでいったらさほどないのだけれど、
自宅のネット環境を使用してビジネスを行なっている方にとっては大問題だろうな。自宅でネットが使えないからといっても仕事は待ってくれません。もはや死活問題の話になってしまい兼ねませんでしょう。
自宅でネット環境が整っていないから仕事が出来ないからといって、ネットカフェやWifiサービスを行っている施設に行って仕事をするなんてこともセキュリティ面で問題があるので出来なさそうだし。
自宅のネット環境が必要とする仕事ならばスマホを代用して仕事するなんてことは容易にできないだろうし。
もし新築団地への引越しを予定されている方は、回線工事の作業工程を事前にしっかり把握しておいた方がよいかもしれない。予期せぬ思わぬ落とし穴になり兼ねない。